☆拍手御礼小話*12☆



ヤムチャ「なぁ、あの二人ってどうなってんだ?」
クリリン「どうなってるって?」
ヤムチャ「だってさ、付き合ってないんだよな?」
クリリン「そうみたいだけど……。でも、悟空はあの子にぞっこんだよ」
ヤムチャ「そんなの見ればわかるって。確かにマジ可愛いけどさ…あの悟空がねぇ。目の前で見てなきゃ信じらんねーぜ」
クリリン「ハハハ、確かに」


ブルマ「ちょっとあんたたち、なに楽しそうに話してんのよ」
ヤムチャ「い、いや、ブルマ。あの二人、すげ〜仲いいなぁ、と思ってさ」
ブルマ「ホント、仲いいわよね。ってゆうか、あれって絶対両想いよね」
クリリン「あ、やっぱりブルマさんもそう思います??」
ヤムチャ「そうかなぁ。確かに悟空は惚れてっぽいけど…」
ブルマ「あら、あの子だって孫くんのコト好きよ? あたし直接聞いたもの」
ヤムチャ「マジかよ!?!?」
ブルマ「あらなによ。あの子が孫くんのコト好きじゃ、なにか都合でも悪いわけ!?!?」
ヤムチャ「い、いや、そ、そんなわけないじゃないか……」
クリリン「まぁまぁ……(くっそー!!やっぱ両想いか!!!)」


天津飯「おい、そろそろ会場が開くぞ」
クリリン「あ、天津飯さん。天津飯さんから見て、あの子ってどう思います?」
天津飯「どう……って。天界で修行していたっていうんだ。どのくらい強いのか、興味はある」
クリリン「―――そうじゃなくって」
餃子「天さん、あの子可愛い」
天津飯「そうだな……って、い、いや、なんでもない!」


ランチ「そいつは聞き捨てならねーな…」
クリリン「あ、ランチさん。いつの間にくしゃみしたんですか?」
ランチ「うるせー!! オレがいつくしゃみしようが、てめーには関係ねえだろ!!!」
クリリン「は、はい、そうですね、スイマセン!!」
ランチ「それはそうと…天津飯! てめーは、オレというものがありながら……」
天津飯「…………///」
ランチ「オイこら! 天津飯、待ちやがれ!!!」


亀仙人「まったくあっちでもこっちでも、賑やかな奴らじゃのう」
ウーロン「結局フリーは、餃子とクリリンだけか…」
クリリン「うるさいな!! 武天老師さまとウーロンだって似たようなもんだろ!?」
プーアル「似たようなもん、ていうか、この二人はスケベコンビですよね」
ウーロン「うるせーぞプーアル!!」
亀仙人「まったくじゃわい!!!……おぉ! あそこのギャル、いいの〜。ピッチピチじゃの〜」
ウーロン「ど、どこだ!?!?」


クリリン「あ〜あ、行っちゃった。結局俺たち残っちまうよな、餃子?」
餃子「ボク、天さんがいればそれでいい」
プーアル「それ、わかる! ボクもヤムチャ様がいればそれでいいもん」
クリリン「あ〜そうかよ。ったく、俺に彼女ができるのはいつのことやら…」





ヒロイン「なんか……悟空の仲間たちってみんな仲いいよねww」
悟空「――――――そうか? まぁ、賑やかで楽しいけどなっ」 










天下一武道会予選会場の扉が開くまで、あと数分。