☆拍手御礼小話*21☆ オラの「奥さん」は、ふんわり優しい気配がする。毎日掃除したり、洗濯したり、メシ作ったり。 オラよくわかんねえけど、「母ちゃん」って、こんな優しい感じがするんだろうな。 オラの「奥さん」は、なんだかとっても感受性が豊かだ。喜怒哀楽はハッキリしてるし、まず自分の心の内を隠せねえ。わかりやすいし面白いけど、時々手に負えねえ時もある。 でも、笑顔も怒った顔も哀しそうな顔も拗ねたような顔も、みんなオラの宝物。 オラの「奥さん」は、我慢強くて頑張り屋だ。毎日あんだけ動き回ってるのに、「疲れた」って言葉、聞いたことがねえ。 だけど時々思う。もうちょっと、オラに甘えてくれていいのにって。 結婚してから、新しい発見もいろいろあったけどさ。 やっぱりオラはオラの「奥さん」がとっても大切だ。 明るく煌く瞳も、澄んだ綺麗な声も、全部、愛してっから。これからもこの「愛してる」って気持ち、ぜってえ変わらねぇから。 だから、ずっとずっと、オラのそばにいてくれよな。
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